記憶とモチベーション

こんにちは。
野老  真悠子です。

 

 

「今年こそは◯◯するぞー!!」
新年に目標を立て、達成するぞと決意される方は多いのではないでしょうか。
ですが、気がつくと決意したことさえ忘れ、去年と同じような1年を送っている・・・
あんなに強く決意したのにどうして忘れてしまうのでしょう?

 

 

 

今日は人間の記憶について考えてみましょう。

 

 

 

1. 人は忘れるように出来ている

人の記憶をコントロールしているのは脳の海馬という部分です。
海馬は「生きていくのに必要がない」と判断したものを忘れるように出来ています。
全てを覚えていたら「30歳までに自殺してしまうだろう」という心理学者もいるくらい、忘れることは自己防衛反応なのですね。

 

では、この海馬を上手に使って長期記憶にするにはどうすれば良いでしょうか。
それは、同じ情報を何度もインプットし続けることです。
同じ情報が何度も入ってくることにより、海馬は「これは生きていくのに大切な情報に違いない」と思って長期記憶の方に移すようになります。

 

余談ですが、ある香りを嗅ぐとその時の事や人を鮮明に思い出すことってありませんか?
これは嗅覚だけが唯一、海馬に直接信号を送ることができるため、他の感覚よりも強く記憶と結びつくからなんですね。

 

 

 

 

2. インプットしなおす手間の節約

これは19世紀ドイツの心理学者のヘルマン・エビングハウスが行った、記憶に関する実験で分かった結果を表したグラフ「エビングハウスの忘却曲線」になります。

これは記憶の定着率を表したグラフではなく、ある程度時間をおいてから再び記憶するまでにかかる手間をどれだけ節約できたか?ということを表したものです。
時間が経てば経つほど、再び記憶するまでの手間がかかる
ことがわかりますね。

 

先ほどの海馬の機能でも、短期記憶に保管できるのは30日間だとわかっています。
30日以上経つと短期記憶からなくなるため、手間の節約率は0%に近くなることになります。
要するにまた1から覚え直しということですね。

 

 

 

 

3.まとめ

海馬の機能、エビングハウスの忘却曲線から、効率よく情報を長期記憶に移すためには、時間をおかずして何度も反復することだとわかりましたね。
「覚える・維持する・思い出す」
これを繰り返すことによって記憶は定着します。

 

ただ、先に例であげた「新年の目標」などのモチベーションの維持を必要とする場合、「目標」だけを覚えていても意味がありません。
その目標を掲げるに至った「動機」を記憶する必要があるのです。

 

目標の動機となった人や出来事・本などを、時間を置かずして何度もインプットし直す。
そうすることでモチベーションの維持につながります。

 

基本、モチベーションは誰かにあげてもらうものではありません。
自分でモチベーションを上げる工夫をし続け、あなたの目標を達成しましょうね!

 

 

 

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参考:エビングハウスの忘却曲線 誤解と本当の意味

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